世界一大きな絵プロジェクト、兵庫・丹波市立4小学校参加

2016.07.16

■青垣の自然満載図案発表
「世界一大きな絵2020」プロジェクトに丹波市青垣町の市立4小学校の児童が参加することになり、15日、図案が発表された。まちの自然を満載した図案は、来年春に統合される4校の子供たちの思いを結集。分担して絵を完成させ、10月に披露する。

同プロジェクトは、NPO法人「アース・アイデンティティー・プロジェクツ」(東京)が世界に協力を呼びかけ、集まった布絵をひとつにし、東京五輪で展示する計画。丹波市からは同町の芦田、佐治、神楽、遠阪4校が挑む。

この日は、佐治小に各校児童約270人が集合。同校内に完成した統合校となる青垣小の新校舎見学会にあわせ、図案が示された。アマゴやバイカモ、セツブンソウなど青垣の山や川でみられる貴重な動植物やまちの風物をちりばめた絵柄で、子供たちが提案した原画をもとに教諭らが構成した。

同法人から市に託された縦1メートル、横5メートルの布5枚が各校に渡され、分担して描いた後に縫い合わせ、4校児童の気持ちがひとつになった絵となる。遠阪小5年の大槻柊太さん(10)と足立千紗季さん(10)は「青垣らしい絵。完成が楽しみ」と話した。
(産経ニュースより抜粋)
http://www.sankei.com/region/news/160716/rgn1607160060-n1.html

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発表された図案。子供たちの思いを集めた=丹波市青垣町